AWSの構成を手でポチポチするのがつらくなってきたので、今更ながらTerraformに入門。以下の書籍を買って進めた。
TerraformはIaC = Infrastructure as Code用のツールで、DSLを記述するとクラウド上の各種サービスをプロビジョニングしてくれる。
似たツールとしてchefやansibleが存在するが、これらがサーバー上のミドルウェアや設定を定義するのに対し、Terraformではインフラそのものを管理するという違いがある。
既存の環境からインポートすることも出来るし、すでに定義されたデータを使用することも出来るので、部分的に導入を始めることもできそうだった。
食わず嫌いというべきか、取っ掛かりが得られずに手を付けていなかったが、今はこうしたツール無しにAWSを触りたくないなという気分になった。なお、AWSのみ触るのであればCDKがお勧めらしい（書籍買っちゃったし皆が使っているので、Terraformで作業を進めた）。
元は同人誌（と言って良いのかな？）のためか不親切なところが散見されるが、実に実践的な内容が多く含まれて参考になることが多い。技術書はつくづくアップデートが重要だと感じているので、こういう書籍があるのはとても喜ばしいし、どんどん増えると良いなと思う。
