第二種電気工事士の技能試験の練習

第二種電気工事士の筆記試験に無事合格することが出来たので、次にやってくる技能試験の練習方法メモ。もっとも、合格してしまえば役に立つことはないだろうし、二度と役立たないことを祈る…。

前回はこちら。

key3tech.hateblo.jp

買い物

工具はHOZANの試験セットを購入した。大人の経済力にものを言わせて必要そうなものを全て買ってみたが、使わないものもあった。

自動で被覆を取り除けるP-929 VVFストリッパーは時間短縮に役立ってくれそう。「のの字巻き」をするときにラジオペンチが必要なので別途用意(私はP-958を別で買ったが、ラジオペンチで十分だと思った)。

合格クリップ、地味にべんり。

合格ゲージは買ってみたけど、要らない。

配線類、施工部品は秋葉原推しで 愛三電気で買ったけど、HOZANのセットを買っても良いと思う。よほど工作苦手な人でなければ1回用で足りると思う。

工具や資材にけっこうお金がかかるけど仕方ない。

準備

工具の加工

VVFストリッパによく使う長さのゲージを貼った(10mm→コンセントや差込形コネクタ、20mm→引掛シーリング、30mm→リングスリーブ)。シースを剥き取る10cmは、VVFストリッパのハンドルなどを使って目分量で切っている。

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過去問題の印刷

友人のアドバイスに従い、過去問題を印刷して使っている。ノートを別で用意して書き込んでいたが、印刷した問題にどんどん書き込んでも良いと思う。

www.shiken.or.jp

なお、HOZANのサイトにも同様の問題があるが、 施工条件が含まれないので絶対に過去問題が必要

www.hozan.co.jp

欠陥事項の確認

欠陥事例はHOZANのサイトに載っているものをよーく観察する。ランプレセプタクルにシース押し込むとか知らんかった。

www.hozan.co.jp

施工作業

施工作業で意識している内容を書き出してみる。問題にもよるが、早ければ25分くらい、遅くても30分くらいで施工が完了する。しばしばやらかしがあったので、絶対に施工内容を再確認すること。

  1. 配線図、施工条件を良く読む
    • 線の色
    • リングスリーブ、差込形コネクタの使い分け
  2. 複線図を描く
    • 接地線を負荷へ
    • 電源線をスイッチおよびコンセントへ
    • 配線種別長さをメモる(配線は施工省略部を除き、+100mmずつ指定)
    • スリーブのマークをメモる
  3. 複線図の再確認
    • 特にケーブル長さ。間違えるとリトライ不能なので命取りになる
    • 接地線と電源線の確認
    • リングスリーブのマーク
  4. 配線の切り分け
    • 複線図と一緒にメモった長さに切り分ける
  5. 配線のストリップ
    • 集合部分のシースは一律100mm剥く
    • リングスリーブ使用部の絶縁被覆は一律30mm剥く
  6. 末端の機器から組み立て
    • のの字巻きしたり
    • コンセントやスイッチを組み立てたり
  7. 配線の接続
    • 接地側を接続
    • 電源線を接続
  8. 再確認
    • 配線
    • 被覆長さ
    • ネジの締め付け
    • スリーブのマーク

さて、明日は決戦の土曜日です。がんばります。